世界最高峰の自動車レースF1第23戦カタール決勝は現地時間12月1日午後7時、日本時間2日午前1時にスタートした。
2番手からスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションのメルセデス、ジョージ・ラッセルを追い抜き、マクラーレンのランド・ノリスが続いて2番手に付いた。メインストレートで部品が脱落し、粉砕され、ほぼ同じタイミングでフェラーリのカルロス・サインツとメルセデスのルイス・ハミルトンのタイヤがパンクし、部分的なイエローフラッグが出された。この時、ノリスがスピードを落とさなかったとして10秒のストップ・アンド・ゴーのペナルティが課され最後尾近くまで順位を落とすことになった。ノリスはそこからオーバーテイクを繰り返し10位に入賞し、さらに1分22秒384のファステスト・ラップも獲得した。
優勝はフェルスタッペン、2位はフェラーリのシャルル・ルクレール、3位はメルセデスのオスカー・ピアストリとなった。
コンストラクターズのタイトル争いは1位のマクラーレンが3位ピアストリの15ポイント、10位ノリスのファステスト・ラップ1ポイントも加え2ポイント、合計17ポイントを獲得した。それに対して2位のフェラーリは2位ルクレールの18ポイントと6位サインツの8ポイントで合計26ポイントを獲得した。両チームの差は21ポイントに縮まった。残りのレースは第24戦のアブダビGPだけとなりそこで二人のドライバーが獲得できるチームの最大ポイント数は44ポイントとなるため、コンストラクターズ・チャンピオンは最終戦に持ち越されることになった。また、レッドブルは1位フェルスタッペンが25ポイントを獲得したが、セルジオ・ペレスが自らのスピンで大きく順位を落としノーポイントとなり、チームは1位争いから脱落した。
キック・ザウバーのジョー・グアンユーが8位に入賞し、これまでノーポイントだったチームに4ポイントを献上した。ジョーはファン投票によるドライバー・オブ・ザ・ディも獲得した。
ハースのケビン・マグヌッセンは9位入賞し、2ポイントを獲得した。
ドライバーズ・ランキングでは、2位のノリスと3位のルクレールの差が9ポイントまで近づき、2位争いもアブダビGPに持ち越されることになった。
世界最高峰の自動車レースF1第23戦カタールGPは予選が現地時間11月30日土曜日午後9時、日本時間翌12月1日午前3時から始まりました。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2番手のメルセデス、ジョージ・ラッセルより1000分の55秒速い1分20秒520でトップタイムを記録しました。しかし、高速コーナー内側をスロー走行してラッセルのタイムアタックを妨害したとして1グリッド降格のペナルティを受け、決勝では2番グリッドからスタートすることになりました。ポールポジションはラッセルとなりました。
コンストラクターズ・ランキング1位のマクラーレンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリが2列目からのスタートとなりました。コンストラクターズ2位でマクラーレンと争っているフェラーリはシャルル・ルクレールが3列目の5番手スタート、カルロス・サインツが4列目の7番手スタートで、6番手としてメルセデスのルイス・ハミルトンが間に入り、スタート順番としてはマクラーレンが有利になっています。1分20秒台を記録したのはトップのフェルスタッペンから5番手のルクレールまででした。
アストン・マーティンのフェルナンド・アロンソが8番手、レッドブルのセルジオ・ペレスが9番手、ハースのケビン・マグヌッセンが10番手からスタートします。
世界最高峰の自動車レース、F1第23戦カタールGPスプリント決勝が現地時間11月30日土曜日午後5時、日本時間午後11時から始まりました。
スタート直後に3番手のマクラーレン、オスカー・ピアストリが2番手を走るメルセデスのジョージ・ラッセルを追い抜き、メルセデスのチームメイト、ルイス・ハミルトンが7番手スタートからレッドブルのマックス・フェルスタッペンとフェラーリのシャルル・ルクレールを追い抜き5番手に入り込みました。
レース中盤でルクレールはハミルトンからポジションを取り戻したものの、フェルスタッペンはハースのヒュルケンベルグにも抜かれ、ポイントを獲得できるギリギリの8位まで順位を落としました。
チェッカード・フラッグの直前にノリスがピアストリにトップを譲ったものの、マクラーレンの1・2フィニッシュで終わりました。ノリスはフェルスタッペンとのドライバーズタイトル争いをしていた第21戦ブラジルGPスプリント決勝でピアストリからトップを譲ってもらった借りを返した形になりました。
コンストラクターズのタイトル争いは、現在トップのマクラーレンが15ポイントを積み上げました。コンストラクターズ2位のフェラーリはサインツが4位、ルクレールが5位で9ポイントを獲得したものの、トップのマクラーレンとの差は30ポイントに広がりました。残りの決勝レースは2試合あり、チーム最大獲得ポイント数は88ポイントありますので、まだランキングの行方はわからない状況です。
世界最高峰の自動車レース、F1は残り2戦となりました。現地時間の2024年11月29日金曜日午後8時半に中東カタールのルサール・インターナショナル・サーキットで第23戦カタールGPのスプリント予選が始まりました。日本時間では30日午前2時半スタートです。
マクラーレンのランド・ノリスが1分21秒012のタイムでトップとなりました。2番手はメルセデスのジョージ・ラッセル、3番手はマクラーレンのオスカー・ピアストリ。フェラーリのカルロス・サインツ、シャルル・ルクレールが続きました。
コンストラクターズ・ランキング1位のマクラーレンが2位のフェラーリの前に出ました。もし、スプリント決勝でマクラーレンの2台が1位、2位、フェラーリの2台が3位、4位だった場合、マクラーレン15ポイント、フェラーリ11ポイントでコンストラクターズ・ポイントが4ポイント広がることになります。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは5番手でしたが、同じレッドブルのペレスはSQ1で敗退し16番手でした。また練習走行で5番手タイムを記録していたVCARBの角田裕毅もSQ1敗退で上位に食い込むことができませんでした。VCARBのチームメイト、リアム・ローソンはSQ3まで進み10番手でした。
世界最高峰の自動車レース、F1は残り2戦となりました。現地時間の2024年11月29日金曜日午後4時半中東カタールのルサール・インターナショナル・サーキットで第23戦カタールGPの練習走行が始まりました。
すでにワールド・チャンピオンはレッドブルのマックス・フェスタっペンに決まっていますので、ドライバーズランキング2位争いと、コンストラクターズ・チャンピオンに注目が集まっています。
練習走行の結果はドライバーズ3位のフェラーリ、シャルル・ルクレールが1分21秒台を記録し1番手のベストタイムを記録しています。ドライバーズ2位のマクラーレン、ランド・ノリスが2番手タイムとなりましたが、1分22秒台となりました。
3番手タイムがマクラーレンのオスカー・ピアストリ、4番手がフェラーリのカルロス・サインツです。
コンストラクターズランキングの上位2チームが上位4番手までに入っています。
なお、5番手にはVCARBの角田裕毅が入っています。